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Pokemon GOの導く世界、バーチャルリアリティーへの高まる注目度

先日お伝えしたPokemon GOですが、いまだに人気が衰えず公開されて1週間で最もダウンロードされているアプリとなったようです。

では、このバーチャルリアリティーへの挑戦はNiantic, Inc.社だけが行っているものなのでしょうか?

答えはNOです。シリコンバレーや弊社オフィスのあるシアトル近郊の名だたる会社Microsoft, Google, Facebookなどが実は以前から様々な取り組み、開発、商品の販売を行っています。

Google glassなんかはその象徴的な商品ですよね。商品的には"失敗"してしまったモノですが、その様々な失敗要因の一つに、プライバシーの侵害に関する抵抗が挙げられます。では、Pokemon GOはカメラを使用するのにプライバシーの侵害は問題にならないのでしょうか?写真を撮ったり録画したりとそういう目的ではないものの、公共の場でカメラを使用することに変わりはないので、これも新たな議論となることに違いありません。

ただ、すでに爆発的にヒットしているということを考えると、バーチャルリアリティーへの人々の関心はより高まってきており、抵抗感も薄れてきているということが言えるでしょう。"無料"なバーチャルリアリティーの世界を体感した人たちが、今後"有料"の関連商品に関心を高めていくのは自然な流れです。

人々の議論の変化と新しい商品への期待...Pokemonが導いてくれるのはどんな世界なのでしょうか。

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P.S.Boeing社などはGoogle glassを飛行機の製造工程に活用したりしています。個人だけでなく、業務用、今後は医療の世界なんかにも広がる可能性がありますが、その際の世論も、体感した人たちとしてない人たちでは全く異なるものになってくるのでしょうね。