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ダイエットソーダ?表現の違いからくる売れ行きの分かれ目。Sparkling Iceの成功の秘訣

6/28のダイエットソーダ飲料の米国での売れ行きの落ち込みの記事を覚えていらっしゃいますでしょうか。ペプシが研究結果による甘味料の変更を行い、その後戻したというウォールストリートジャーナル(WSJ)の記事です。

そんな売れ行きの落ち込むダイエット飲料のマーケットにおいて、独り勝ちの成功を収めている商品があります。

Talking Rain Beverage Co.の発売しているSparkling ICEです。

コーラゼロ、ダイエットペプシの売り上げが落ち込む中で、急激に売り上げを伸ばしています。その秘訣は何なのでしょうか?抵抗感の強まっている甘味料を使っていないのでしょうか?

実は約半分近くの人が嫌煙するアスパルテームは使っていないものの、Sparkling ICEもスクラロースの甘味料を使用しています。成功の分かれ目は、実は商品そのものではなく彼らのポジショニングなのです。

彼らは、Natural fruitフレーバーで味付けをした、スパークリングウォーターであると表記しているのです。ダイエット飲料ではなく、ゼロカロリーでフルーツの味付けをされたスパークリングウォーター...確かに、印象が良いですよね。

米国の"Natural"等の表記はFDAによる規制が厳しいので、ある程度の信憑性があります。大手メーカーに対抗するのは難しいですが、こういったちょっとしたポジショニングの違いによって消費者の心をつかむことが出来るのでしょうね。

WSJ記事:Sparkling Ice Floats Higher as Other Diet Sodas Go Flat - WSJ

ブログ記事:研究結果好きなアメリカ、ダイエットペプシの行方 - PPMJ’s diary

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