Facebook(以下FB)がLiveコンテンツを充実させようとして、有名人やメディアにビデオ作製のためにお金を支払っています。なぜ、FBはSNSの中で最もユーザー数等を獲得しているにもかかわらず、100を超える有名人やメディアにお金を払ってまで、ライブストリームを充実させようとしているのでしょうか。
ビデオコンテンツ(YouTubeなども含む)市場の伸び、重要性の再認識、有料広告による収入など、様々な要因があるかとは思いますが、"Now"=現在の時系列に弱かったFBの、"Now"への参入戦略の一つではないかと個人的には思っています。今までのFBはどちらかというと、過去に何を行ったか、いろんな人の過去の出来事に関するLikeやコメントなどがメインでした。オンラインのSNSでありながらTwitterの「○○なう」と異なり、起きた事後の情報発信、収集の場なのです。FBのライブコンテンツが成長するにつれてFBの使われ方が変化してSNSの独占化が進んでいくのか、それともそれはそれとして違う使い分けをユーザーはしていくのか、今後が楽しみです。
SNSにあまり詳しくないという方は、一度ソーシャルミャオディアのサイトをご覧ください。ソーシャルメディアで猫に関するキーワードによってどう使いわけるか表している画像で、それぞれの消費者の使い分け方が分かりやすく表されています。