フィンランドの経済視察団を横浜の公益機関に紹介しました。会議にも立ち会いました。
そこで同時通訳の大変さを目の当たりにしました。
翻訳はThis is a pen を「これは、です、ペン」と順番を変えてできるものは限られています。
言葉でなく概念を理解して翻訳するものも多いです。
通訳も、誠実に一語一句を伝えようとするほど難しくなります。
発言の骨子だけを理解して、それをバラバラにして組み立てて自分の言葉で言う方が簡単です。
上記のような事、昔から感じていたのですが、それゆえに「コンピューターの自動翻訳は限界があるだろう」と考えていました。
コンピュータは単語を変換できても、概念は理解できないからです。
しかし、今の自動翻訳の進歩を見ると、その考えが間違いであることが分かります。AIの恐ろしい進歩です。
PS
日本人の英語下手は、「伝えたい日本語の字面に厳密でありすぎる」ためもあるでしょう。