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UberやAirbnbを代表とする「シェアリングエコノミー」

友人と食事を楽しんだ写真をFacebookでシェアする・面白いニュースや動画をウェブサイトに投稿し、様々なソーシャルメディアにシェアするなど、最近「シェア」という言葉をよく耳にします。しかし、このような個人間での「シェア」に加えて、ビジネスとして資産を「シェア」する「シェアリングエコノミー」が注目を浴びています。

 そもそもシェアリングエコノミーとは、インターネットを介して、資産(モノ・人・サービス・スキル等)を有効活用することで新しい価値を生む経済の仕組みを意味します。シェアリングエコノミー普及の背景には、インターネット・スマートフォンの流通やテクノロジーの発展が挙げられ、サービスの提供者・利用者どちらもスマートフォン一つで利益を得られることが急成長してる理由の一部と考えられます。

また、PwCによると、シェアリングエコノミーの市場規模は、2025年に約3350億ドルと予測され、2013年と比較すると22倍も成長すると見込まれています。(参照資料はこちら)

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では、シェアリングエコノミーのサービスには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。代表的な例として、UberAribnbが挙げられます。Uberは、スマートフォンやGPSを活用し、移動手段を求める利用者とドライバーをマッチングさせるサービスです。また、Airbnbは、住宅や物件を宿泊施設として登録し、貸し出しを行うウェブサービスです。このようにシェアリングエコノミーには、様々な領域が存在します。

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  1. 場所のシェア(住宅・駐車場・オフィスなど)
  2. 移動のシェア(カーシェア・ライドシェアなど)
  3. モノのシェア(服・アクセサリーなど)
  4. 人材のシェア(スキル・労働力・ペット預かりなど)

上記のようにシェアリングエコノミーは、BtoC領域で発展を遂げています。しかし、BtoBの領域での成長も大いに期待できるのではないでしょうか。例えば、工場の生産設備そのものやそれに伴うノウハウを外部にシェアし、新しい価値やサービスを生むこともできます。他人とのシェアを成功させるには、信頼関係の担保が欠かせません。ですが、信頼関係を構築し、資産をシェアする「シェアリングエコノミー」は、IoTやICTが今後めまぐるしく発展を遂げる社会で新しいビジネスチャンスの機会となるかもしれません。