【国際人「大阪のおばちゃん」】(海外営業ヒント)
最初に就職したのは米国の銀行の東京支店でした。
心配したのは、言葉もありますが、心的態度です。
映画にでてくる米国人のように、大げさなジェスチャーで、自己をガンガン主張するのは柄ではないのです。
しかし杞憂でした。その銀行の東京支店長は日本人として紳士でありながら、米国本社の重役の信頼を十分に得ていたからです。武士のようでした。
この態度で通用するのであれば、私も大丈夫かなとホッとしたのを覚えています。
今まで日本と海外をつなぐ仕事をずっとしてきて思います。
米国人のようなジェスチャーは全く必要ない、と。
明快な論理と普通の感情表現があれば十分です。
私が理想とする国際人は、いわゆる「大阪のおばちゃん」です。
1. 決断が早く、yes, no がはっきりしている。
2. 表情がゆたか
3. ちょっと厚かましい
真面目に付記すれば、これに「差別しない心」もあります。相手の国籍、年齢、性別で態度を変えないことです。
てなことをグローバル人材育成講座で話したりする事もあります。うなづきながら聞いてもらえます。