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アメリカ人から学ぶ、魅せ方の工夫

"So, what do you do?"(どんな仕事をしているの?)この質問はビジネスイベントや私生活の社交の場においてもよく受けるもので、なかなか魅力的な答えを聞くことがありません。

他人との繋がりや紹介でビジネスが繋がることの多いアメリカで、この質問は、マーケティングの一種だと言っても過言ではありません。魅力的な答えをすることで、ビジネスチャンスを手にすることが出来ます。では、何と答えればよいのでしょうか。

"The art of a powerful introduction"という大学の開催するイベントがあったため、上記の謎を解くべく、昨日参加してきました。

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Start with a story マーケティングに関する全てのことに共通することですが、伝えることに関して"物語"は非常に大きな効果を発揮します。今回のイベントでは、下記の流れで30単語以内で答えるのが最適とのことでした。

  1. Set-Up:Who do you help
  2. Tension:What is their pain?
  3. Action:How do you fix it?
  4. Resolution:What is it for them?
  5. Takeaway:How is it relevent?

もちろん個人的に質問をされる場合を前提としていますが、ビジネスとして質問をされる場合(会社はどんなビジネスなの?)にも応用できる手法です。何より面白い!参考になる!と個人的に感じたのは、最初のSet-upのWho(誰)です。

どんな仕事をしているの?どんなビジネスなの?と聞かれて、皆さんはWhat(何)とWhere(どこで)を中心に説明していませんか?物語が響くのは、Whoです。

例を挙げると、「マイクロソフト(Where)で○○アプリ(What)の開発を行っています」よりも、「パソコンの疎い人にでも使えるアプリの開発をしていて…」などと言われたほうが、ビジネスチャンスが生まれやすいと思いませんか?今、自分の知っている誰かが頭に浮かびませんでしたか?

ぜひ、自分や自分のビジネスに置き換えて練習してみてください。30 Words以内で、オーディエンスの心をつかむことが出来れば完璧です。そして機会があるたびに、練習してみてください。ちょっと言い換えてどっちの方が反応が良いか、聞き返される表現があったら言い方を変えてみる...などを行うことで、ビジネスチャンスを広げる自分だけの答えを見つけてみてください。

質問がある場合、コメントして頂ければお答えいたします。

So, what do you do?