PPMJ’s diary

日本製品・技術・サービスを世界に広めるピンポイント・マーケティング・ジャパンの日記です

Costcoの車購入サービスが急成長を遂げている理由

日本で車を購入する際も、交渉するのはよくみられることですよね。しかし度重なる交渉を続けなければならない状況になると疲れませんか?

交渉しなくても事前に値引きされている価格で購入できる、そんなCostcoのサービスが米国で急成長を遂げています。

www.businessinsider.com

上記のBusiness Insiderの記事によると、Costcoを通した車の購入が最も”良い場所”であると考えられ始めています。(Costcoに関してはWikipedia参照)Costcoの店舗に車を買いに行くのではないのですが、車のディーラーに行った際にそのプログラムを使用したいと言うと、割引(Invoice)価格+手数料で購入することが出来るのです。

つまり消費者もディーラーも、交渉するストレスから解放されるのです!

米国人が車をディーラーから購入する際によく参考にするのが、Product Reviews and Ratings - Consumer Reports(消費者調査)なのですが、これには第三者機関からの評価、ユーザー調査、購入価格の幅などが記載されています。このConsumer Reportやその他のオンライン情報を基に、どれだけ良い取引が出来るか交渉するという、今までの長くストレスフルなサイクルを短縮できるため、Costcoのこのサービスは年間465,000台(2015年)もの車を販売するまでに成長したのです。

ただ、ここで忘れてはならないのが米国のビジネススタイル"Everything is negotiable"の考え方です。既に割引されているから...やPre-negotiated(交渉済み)価格だからといって、そこから何も交渉できないわけではありません。購入の時期や月末など、相手の状況に合わせた交渉はまだまだ可能なのです。

これは車の購入に限ったことではありません。取引先が気分を害するかもしれないから交渉しない...といった考え方よりも、とりあえず提示してみて無理なら相手がNoというだろうというスタンスをとる人は多いです。米国人とビジネスをしていて、日本人がしないような交渉をしてきても慌てずに"Everything is negotiable"の考え方を理解した上で、Win-Winな関係性が作れるような返答が出来るとよりスムーズなビジネスに繋がるのではないでしょうか。