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第一印象を決める!Elevator Speechを練習するメリット

Elevator Speech(エレベータースピーチ)あるいはElevator Pitch(エレベーターピッチ)という表現を聞いたことはあるでしょうか?

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簡単に言うと、ビジネスで重役の人に話がしたい、でも忙しくてなかなか会えないので、エレベーターに乗っている30秒から2分間の間に用件を伝え、次の会話のきっかけを作るための短い会話のことです。

 エレベーターに一緒に乗るのなら同じ会社じゃなきゃ意味がない...なんてことはありません。Elevator Speechとは分かりやすく、簡単に、興味を持ってもらうための短い会話なので、社内での提案は勿論、営業の電話を掛ける際や展示会場で話しかけるためのフレーズなどビジネスの幅広い場面から、ちょっとした日常生活にまで活用することのできるスキルになります。

では良いElevator Speechとはどのようなものなのでしょうか?沢山コツはあるのですが、ここでは4つのMust項目を挙げたいと思います。

  1. Introduction: 自分の名前、簡単なストーリー
  2. Summary: 時間を作ってもらって話したい内容(提案したいビジネス)の概要
  3. Value: 相手が自分と話すために時間を取る価値(なぜ改めて話をする必要があるか)
  4. Interest: 話している相手とまた会いたいという意思表示

時間がないからと言って、早口で用件だけ話されても良い印象を持ってもらえません。米国でよく見かける日本人で一番聞き取りずらいのが、緊張と自信のなさから早口でもごもごと話す人です。下手でもよいので、笑顔で、自信を持った口調で、はっきり、ゆっくりと話してみましょう。

私もとても緊張するタイプなので、大事な場面ではいつも以上にゆっくりと相手の目を見て話すよう心がけています。事前の練習風景などをビデオに撮ってみるのもお勧めです。気恥ずかしい気もしますが、自分の癖や苦手な部分など客観的に見ることが出来ます。

アメリカは日本以上にプレゼンスキルが評価され、学生やビジネスマンもたくさん練習を重ねています。展示会における会社や製品の紹介フレーズ、自分自身の紹介でもよいので、まずは簡単なElevator Speechを数パターン練習してみてください。スムーズなビジネスにつながります。YouTube<Elevator Speech - YouTube>にもたくさん動画が載っていますので、是非参考にしてみてください。