Mt.Rainier(マウントレーニア)...シアトルに来たことのない人でも、どこかで聞いたことのある名前ではありませんか?逆に、シアトルと何の関係があるの?という方も多いかもしれません。
Mt.Rainierはシアトルの人たちにとって、自分の生活風景の中に存在する、馴染みと思い入れの強い山です。いわゆる静岡、富山の人にとっての富士山、長野の人にとっての日本アルプス、鹿児島の人にとっての桜島のような存在ですね。
あれ??と思われた方はコンビニでコーヒーを買うのが好きな方かもしれません。
そうです、森永乳業さんが販売しているマウントレーニアは、実はシアトルのこの山の名前に由来しているのです。
マウントレーニアについて | Mt.RAINIERの誕生秘話によると、当時喫茶店で主流だったコーヒー文化を、持ち歩き可能なもの、より生活への馴染みの深いものへと変化させたパイオニアのようですね。
確かにMt.Fuji(富士山)としてしまえば静岡と富山の人にはより馴染み深くなったかもしれませんが、九州出身の私からするといまいち馴染みがありません。サントリーの天然水のように各地にローカライズするのも手ですが、秘めた思いとして海外の自然や文化に触れるのはまたカッコいいですよね。
本物のMt.Rainierを訪ねる際は、是非美しい天気の夏に来てください。
この写真はCrystal mountainというスキーリゾートから眺めた景色です。