グローバル人材のためのプチ情報

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英語の勉強(特にアウトプット)に役立つ本

友人で素晴らしい英語を書く日本人がいます。彼は敬虔なキリスト教徒で繰り返し聖書を読んでいます。それが秘訣ではないかと思い、私も繰り返して読むに堪える英語の本をずっと探していました。でもなかなか見つかりませんでした。小説表現はアウトプットには適しません。タイムやエコノミストは時事的すぎます。また内容が易しすぎると興味が持続しません。けっこう難しいのです。

しかし、やっと見つかりました ⇒「HOMO DEUS」ユヴァル・ノア・ハラリ箸。

ベストセラーになっているのでご存知かと思いますが、「難しそう」と思われているのではないでしょうか。まして原書なんてとても無理だと。私もそうでした。

しかしながら手に取ってみて印象がガラッと変わりました。

1.素晴らしい英語
汎用性があり、実際に使ってみたいフレーズで論旨が明晰に展開されています。特に論理的な文章を書きたい、話したい、と思う人には最適です。

2.どこからでも読める
一見難しそうな本ですが、面白い雑談話の連続です。ぱっと開いてどこからでも読んで楽しめます。   

 

勿論、すでに一定水準(すみません。相当水準かもしれません)の英語力がある事が前提ですが、本当に良い本なのでオススメします。日本語訳と併用すればよいかも。私はカッターで3つに分けて持ち歩いています。

 

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海外からの投資を求める自治体への提案

ドバイ出張から戻ってきました。現地でよく見かけたのがDAMACというロゴ。何かな?と調べたらドバイを中心に中東やロンドンで急発展している不動産デベロッパーでした。帰りの飛行機の雑誌では、その経営者、Ali Sajwaniが特集されていました。今後は米国・カナダ・モルジブなどへの投資を考えているとの事。(モルジブは彼の趣味のダイビングが関係しているかも)

最近、日本の多くの自治体が海外からの投資の誘致を活発にしているのですが、使節団を送ってセミナーしたり商工会議所と交流パーティーするなどの活動は自己満足の域を出ていないように感じます。

むしろ、こういった海外大物をピンポイントに選定して日本に招待するような活動の方がよほど効果的に感じます。雪山や河川、海などを経験してもらい日本ファンになってもらい、将来に海外の富裕層向けのコンドミニアムやホテルを作ってもらえば経済活性化のみならず日本の安全保障にもなるかと。ビル・ゲイツが長野に別荘を持ちましたが、こういった人を増やすのです。

今回、ドバイで室内スキー場、スケート場、巨大水族館などをみて、水や雪に対する憧れを強く感じました。それは日本の地方・田舎に豊富にあるものです。ドバイや中東の大きな投資がくれば、地方発展の起爆剤になりえます。Ali Sajwaniらは個人で大きな決断ができるのですからピンポイントでアプローチすべきでしょう。

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オーガニック野菜の輸出

 

農産物の海外輸出、欧米からは「オーガニック食品が欲しい」との要望が強くあります。日本の関係者に聞くと日本はオーガニック後進国だそうです。

その理由。

例えば、シソ(大葉)は非常に虫がつきやすいそうです。ところがスーパーに並んでいるシソの葉に少しでも虫穴がついていると消費者は買ってくれないそうです。で、仕方なく農薬漬けにせざるをえないとの事。シソは薬味として生で食べるものですから、「あれは農薬を食べているようなものです」との関係者の弁。薬味はたっぷり入れる派の私としては冷や水かけられる話でした。

PS
もう一つ、日本でオーガニック野菜が流行らない理由は農協が化学肥料で潤っているからとの事。f:id:PPMJ:20190202114839j:image

2月13日広島でセミナーします

環境ビジネス海外展開セミナー

開催日:2019年2月13日  15時―17時
会場 :広島YMCA国際文化センター
主催 :広島環境ビジネス推進協議会
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/77/kankyo-seminar.html

2月13日大澤 裕が、海外における製品・技術の販路拡大において,現地パートナー(代理店)をいかに活用するかをお話します。すでに海外展開に着手しておられる各社様に役に立つ,実践的な情報を提供します。 トピック:製品・技術の特性にあった現地代理店(ディストリビューター/セールスレップ)活用法現地代理店とのウィンウィンの関係構築(契約~販促~販売網構築) 等

大学いろいろ

大学のキャンパスを見るのが好きです。出張で時間があって近くに大学があれば散歩して雰囲気を味わいます。個性があって楽しいです。

で、そんな中、聞いた話。

先日ラスベガスであった同い年の友人。娘さんが米国東部の私立大学にいってるそうです。かかる費用が学費と生活費合わせて年1000万円!だそうです。「4年間で4000万円か?」と確認したところ「そうだ」とのこと。ヒェーとのけぞりました。

日本に帰ってきて、久しぶりに出会った若い友人。転職するとのことで今までの来し方聞いてみたら、彼は有名私立大学であるC大学法学部を出ているそうです。「通信制なので学費安かったですけど卒業すれば一緒ですよ」とのことで学費尋ねると「当時で年間6万円でした。他にも多少かかりましたけど卒業まで全部で40万円強ほどじゃないかな」との答え。

すごい差だなと感慨深く思った次第です。

(写真は東京農工大学、好きなキャンパスです。)f:id:PPMJ:20190125194656j:image
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松山商工会議所

愛媛の松山商工会議所に呼ばれて海外販売を目指す5社の社長と面談しました。

その中の「株式会社ふく紗」。着物の古着を再活用したイスラム女性用のスカーフ、ヒジャブ、を作ってインドネシアで販売されてます。

『伝統的な「着物」の素材としての良さ、美しさを活かす日本の伝統技術の織りや染、刺繍など日本の良さをファッションを通じてムスリムの人たちへ広げたい』とのこと。

文化交流とも言える伊東社長の努力に応援したくなりました。5社ともアドバイスというよりも楽しい雑談、意見情報の交換という感じ。よい刺激いただきました。

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